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ごみ収集車で安全啓発 市・警察が協定締結

社会

掲載号:2020年11月20日号

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協定を交わした吉田市長(写真右)と藤田署長(同左)
協定を交わした吉田市長(写真右)と藤田署長(同左)

 三浦市と三崎警察署は今月10日、「市民への安全広報に関する協定」の締結式を同署で行った。ごみ収集車や公用車を活用した取り組みで、今後、相互協力して犯罪の未然防止や交通事故抑止を呼びかける。吉田英男市長は「市民団体とも連携を強化し、安全で安心して暮らせる街を実現したい」と話した。

 月曜から金曜まで、市内全域を走行するごみ収集車に着目し、スピーカーを活用した犯罪抑止・交通事故防止啓発の取り組みは、川崎市や茅ヶ崎市などで2018年から行われている。三崎警察署でも、市内で急増する特殊詐欺をはじめとした犯罪や交通事故を未然に防ごうと、市に対して協定締結を申し入れた。市では19台のごみ収集車が平日の日中に稼働しており、準備が整い次第、音声とあわせて、車体に注意喚起のマグネットシートを貼って市民の安全意識向上を図っていくという。

子どもの声で注意

 アナウンスに使用される音声は、先ごろ市防犯協会が主催した「防犯標語コンクール」で優秀作品=下段=に選ばれた河口ゆいさん(初声小2年)、君嶋春空さん(南下浦小5年)、日野有紗さん(旭小6年)に協力を依頼。子どもたちのアナウンスによる呼びかけは県内でも珍しく、特殊詐欺・交通事故ともに高齢者が絡む事案が多いことから2者は効果を期待する。

 三崎警察署によると、三浦市内における今年10月末までの特殊詐欺事件は、6件(前年比マイナス2)発生し、被害額は約700万円。このほか、子や孫、警察官・市職員を名乗る不審な電話が確認されている。

 また、人身交通事故発生件数は98件(今月15日現在/前年比プラス21)で増加傾向。統計上の交通事故死者である発生後24時間以内の死亡者数はゼロだが、9月末のバイク同士の事故では、重傷者が発生3日後に息を引き取っている。

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