没後50年、記念館開館30周年を記念した特別展「山口蓬春 美の履歴」が、山口蓬春記念館(葉山町一色2320)で開催されている。
日本画の世界を一新した蓬春。その功績は現代にも引き継がれ、今なお多くの芸術家に影響を与えている。本展では改めて画業を検証し、その魅力を余すことなく伝えようと、会期を3つに分けて開催する。
前期(〜5月9日(日))は「東洋への愛」と題し、蓬春が蒐集した東洋の美術品を披露。中期(5月16日(日)〜7月25日(日))は、昭和20年代の新たな一ページとなった「蓬春モダニズム」と形容される作品を中心に、普段見ることができない秘蔵コレクションが並ぶ。後期(8月7日(土)〜9月26日(日))では、同館が収蔵する、東京美術学校時代から新興大和絵会時代までの作品を一堂に展示。大正末期から昭和初期の画家としての原点を探る。
7月26日(月)〜8月6日(金)と毎週月曜(5月3日、8月9日、9月20日除く)、5月6日(木)、8月10日(火)、9月21日(火)は休館。午前9時30分〜午後3時30分(最終入館3時)、入館料600円。期間中、展示解説などの関連イベントも予定されている。詳細は同館【電話】046・875・6094
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