和田海水浴場で今月2日、2年ぶりの海開きが行われた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県内25の海水浴場が開設を見送った昨夏。県のガイドラインが去年よりも緩和されたことから、今年は一転して15の海水浴場が開設を予定している。
海水浴場組合や行政などでつくる「三浦地区海水浴場対策協議会」は、県の今年度版ガイドラインを参考に、安全対策や感染症対策などを盛り込んだ「三浦市海水浴場ルール」を先月24日から施行した。
これによると、遊泳時間は午前8時から午後5時まで。海の家の営業時間も同様で、ダンススペースを設けたり、DJブースなどの音響設備を使った、いわゆる“クラブ化”を禁止する。
新型コロナウイルス対策では、来場者に対して1時間に1回程度、身体的距離の確保を促す場内放送を実施。事業者は、レンタル品や施設内の消毒などを徹底する。また、協議会では定期的にパトロールも行い、海の家事業者や海水浴客に適切な利用を呼びかけるという。
なお、三浦海岸と荒井浜は7月16日(金)に海開きを迎え、8月末まで開設される。
大浦・横堀は中止
一方、大浦海岸と横堀海岸は2年連続で開設を中止。海の家は設置されない。両海岸の安全対策については、海水浴場ルールのなかで「特定海岸利用のルール」として定め、同協議会は救護所や監視所の設置や海上の区域分けがない遊泳を控えるべき海岸であることを再周知。接触事故を避けるため、ボートやSUP(スタンドアップパドルボード)、水上オートバイなど乗り入れや砂浜への持ち込みをしないよう呼びかけていく。
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