県の最高表彰のひとつである「神奈川県県民功労者表彰」をこのほど受賞した高梨和吉さんが今月2日、三浦市役所を表敬訪問。表彰伝達式が行われ、宗廣中(むねひろちゅう)三崎警察署長と吉田英男市長から表彰状と副賞を受け取った。
農業を営む高梨さんは、1994年に市交通安全協会評議員に就任して以降、同協会の要職を歴任。2005年から現在に至るまで、三浦市交通安全協会会長を務めている。
多彩な活動評価
表彰では、児童の自転車安全利用の啓発、高齢者の事故防止を目的に市防犯協会と反射材ステッカーを配布するなど、数々の活動と功績が評価。さらに、自らが生産した野菜を啓発品として提供し、「飲酒運転”大根”絶」や「丸いキャベツ で事故死0(ゼロ)」と冠して、三浦ならではのキャンペーンを主導。吉田市長も「(同協会は)欠かせない組織。今後も協力をお願いしたい」と激励した。
高梨さんは2011年に県知事表彰、19年には警察庁長官警察協力章などを受けており、「市民と警察がお互いに助け合っていきたい」と改めて交通安全への思いを語った。
「県民功労者表彰」は、公共の福祉に貢献し、その業績が特に優れた人を広く顕彰。74回を数える今年度は、団体や地域の活動などを通じて社会福祉、保健衛生、産業・経済、教育・文化、生活環境の各分野で活躍した40人が受賞。市内からは高梨さんを含めて、3人が表彰を受けた。
三浦版のローカルニュース最新6件
御朱印集めて開運祈願4月20日 |
|
|
|
|
|