江戸時代に大衆文化として広まった「浮世絵」。木版画の技術が向上したことや生活の身近な題材が描かれるようになったことで庶民の間でも流行。多くの浮世絵師が活躍した時代でもあった。
横須賀美術館(鴨居4の1)で11月20日(土)から始まる企画展は、江戸時代の子どもの生活を描いた浮世絵がテーマ。教育関連事業を手掛ける公文教育研究会が子ども文化研究のために収集した「子ども浮世絵」のコレクションから、鈴木春信や喜多川歌麿、歌川広重、歌川国芳、歌川芳藤ら約170点を公開する。
ひとくちに「浮世絵」といってもジャンルはざまざま。子どもをテーマに描いた「子ども絵」、母と子の日常風景をとらえた「母子絵」、昔話や歴史を子ども向けに表現した「子ども物語絵」のほか、すごろくや判じ絵などの「おもちゃ絵」から、当時の子どもたちの暮らしに触れることができる。会期は12月26日(日)まで、同館【電話】046・845・1211
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