日本人に古来から愛され続けている「鯛」を生物学的、人文学的、水産学的に楽しむ企画展示が横須賀市の観音崎自然博物館で開かれている。
会場となる特別展示室入り口から、鯛の生態をパネル写真を通じて紹介。全長1m近くある大物のはく製も展示されている。また江戸時代に描かれた墨絵や浮世絵、版画をはじめ、結婚式の引き出物として利用されていた砂糖の鯛など、縁起物として扱われた”鯛グッズ”も並ぶ。
さらに同博物館は戦後、鯛の養殖研究所としても機能し、陸上養殖を国内で初めて成功させた歴史を有する。展示ではそうした研究の成果や実際の研究物なども展示している。
午前9時から午後5時、月曜(祝日の場合は翌日)休館。大人500円、3月31日(木)まで。
詳細は同館【電話】046・841・1533
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