記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 6月8日0:00更新
「どれも思い入れがあって一番は選べないね」。初めての個展とは思えない仕上がりの野崎さんの作品ですが、素朴な草花を描いたものとは対照的に、巨大な建造物を描いた作品もありました。
屋根の緩やかな曲線、天に向かって伸びる柱の緻密さ、近代的デザインと相反して建物の前に広がる田園地帯の花畑。日本を代表する建築家・故黒川紀章氏がデザインしたことで有名な愛知の「豊田スタジアム」の景観美を、元設計士の腕を如何なく発揮した大きな絵も見ものです。
ぜひ、会場でその筆づかいをご覧ください。