三崎まぐろのたたきと三浦産小麦のパンで、小学生が食べ方を新考案――。コミュニケーション力育成教室「ことばキャンプ」、まぐろ問屋「西松」、初声町のパン店「充麦」による調理試食会が先月25日に行われた。
「地元食材に携わる生産者の顔や思いを知り、格好よく働く大人の姿を子どもたちに見せたい」と同教室講師の亀山千夏さんが企画したもので、趣旨に賛同した2社の相原宏介さんと蔭山充洋さんが仕事内容や志したきっかけ、夢や発想力の大切さを語った。
調理食材には両社の主力商品が用意され、事前に児童らがアイデアを出し合った野菜や果物、調味料などを使ってオリジナルパンづくりを体験。独創的な味付けや組み合わせのパンが出来上がると、美味しそうに頬張った。
相原さんと蔭山さんは、「考えた商品をイベントなどで販売してみたい。子どもたちも一緒に店頭に立てたらいい」と展望を話した。
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