食を中心としたまちづくりや地域活性化に取り組む人の育成・連携を目的とした「キリン地域創生トレーニングセンタープロジェクト」。先月24日から3日間、三浦半島内でフィールドワークが開かれ、「地域プロデューサー」と呼ばれる飲食店経営者や農家、漁師などが全国から集まった。
「行き止まりにも先がある!半島の“食と文化巡り”」と題し、三浦半島地域プロデューサーの石橋匡光さん(三崎恵水産)が中心となり案内。産業や生活文化が異なる横須賀、三浦、逗子・葉山を3つに分けて、シネマカフェや里山保全を行う農地、クラフトビール醸造所、三崎魚市場やまぐろ倉庫などを見学した。
25日には「三浦半島サミットトレセン会議」を、うらりで開催。三浦市内からも事業者や市民有志が参加し、にぎわいづくりの方策を話し合った。
「三崎朝市出店者の高齢化による個店減少と来場者の減少。歯止めをかける知恵を貸してほしい」と朝市関係者が投げかけると、コンセプトを見直す声や出店料・時間設定、三崎下町との密な観光連携、他朝市の事例紹介など、活発な意見交換が行われた=写真。
同プロジェクトは東日本大震災を機に2013年から飲料メーカー大手のキリンが、東北の復興と農業振興をめざして始め、16年から活動規模を全国に広げてフィールドワークを行っている。
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