神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2018年9月7日 エリアトップへ

三浦の河津桜を紙芝居に 有志と絵本作家が制作

文化

公開:2018年9月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
紙芝居の企画をした「えほんの海をおよぐ」メンバー(写真上)、初披露を喜ぶ絵本作家の平田夫妻と河津桜の植樹活動の発起人・長島満雄さん(同下)
紙芝居の企画をした「えほんの海をおよぐ」メンバー(写真上)、初披露を喜ぶ絵本作家の平田夫妻と河津桜の植樹活動の発起人・長島満雄さん(同下)

 市内で活動する読み聞かせサークル「えほんの海をおよぐ」は、三浦を題材にしたオリジナル紙芝居「みうらのさくらのものがたり」を企画制作した。先月末に初めて披露され、今後は市内小学校で図書ボランティアが読み聞かせを行うといい、「物語に親しみ、郷土愛を育んでほしい」とメンバーは期待を話した。

 近年では30万人を超える観光客が県内外から訪れる初春の風物詩、三浦海岸の桜まつり。紙芝居はそのはじまりをモチーフに、「みうらのさくらのものがたり」と名付けられた。

「地域の思い、伝えたい」

 三浦に引っ越してきた「さくらちゃん」は、散歩の途中で早咲きの桜を発見。なぜ三浦に多くの河津桜が植えられ、これほどまでにぎわうようになったのかをお父さんお母さんと調べていくと、懸命に育てられた桜の花に込めた地域の人たちの諦めない思いや熱い郷土愛を知って―というストーリー。

 作と絵を担当したのは、絵本作家の平田昌広さん・景さん夫妻(上宮田在住)。これまでに三浦をモデルにした絵本の刊行や市内小学校などでの絵本ライブを行ってきた縁もあり、サークルメンバーたっての希望で実現したという。

 取材や構成など1年以上を費やして完成した紙芝居に感慨もひとしお。先月23日に同サークルが主催した平田さん夫妻の「メオトよみ絵本ライブ」のフィナーレで初めてお披露目された。会場に集まった約230人の親子連れらは静かに聞き入り、終演後には大きな拍手を送っていた。

 当日は寿司屋の大将として紙芝居に登場し、河津桜の並木道を維持管理する「三浦海岸まちなみ事業協議会」の長島満雄さんも来場。一緒に完成を喜んだ。

三浦版のトップニュース最新6

地域福祉「主役は住民」

三浦市社協

地域福祉「主役は住民」

第5次活動計画を冊子化

4月26日

牛の赤ちゃん誕生

初声高

牛の赤ちゃん誕生

人工授精で繁殖成功

4月26日

4月17日から実証実験

かなライド@みうら

4月17日から実証実験

夜間限定で1日5台運行

4月12日

小中学力テストの対象拡大

三浦市教委

小中学力テストの対象拡大

今年度から新プロジェクト始動

4月12日

旧三崎中に複合施設整備

三浦地所

旧三崎中に複合施設整備

今秋ごろから順次開業へ

3月29日

浦賀沖でサーモン養殖

浦賀沖でサーモン養殖

若手漁師ブランド化めざす

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook