逗子市手づくり絵本コンクール 個性豊かな19作品が入賞 2月12日(土) なぎさホールで表彰式
「逗子市手づくり絵本コンクール」の受賞作品がこのほど決まり、全国から寄せられた196点の中から19作品が受賞作品に選ばれた。来月12日に文化プラザなぎさホールで表彰式が行われるほか、13日からは同ギャラリーで受賞作品の展示も行われる。
全国から196点の応募
同コンクールは「子どもや大人に夢を与える絵本づくり」をテーマに毎年行われており、今回7回目。高校生以上の「一般の部」と中学生以下の「子どもの部」の2部門で広く募集が行われ、北海道から沖縄まで全国津々浦々から196作品の力作が集まった。
応募作品は市民選考委員による1次選考、市民投票による2次選考、専門審査員による3次審査を経て受賞作品を決定。審査委員には童話「魔女の宅急便」の原作者として知られる角野栄子さんらが務めた。「今年は特に活き活きとした楽しい作品が多かった」と振り返る角野さん。
最優秀賞作品には兵庫県西宮市のしまし乃さん(ペンネーム)の「あわてんぼうかあちゃん」が一般の部、横須賀市在住の庄司あおいちゃん(幼稚園年長)が子どもの部でそれぞれ受賞。また逗子葉山からは一般の部で山本正利さんの「ことりのすがた」、子どもの部で関口晃旦くんの「こうたむしがうまれたひ」、清水恵ちゃんの「テレビにはいれるおんなのこ」、村山響太郎くんの「でんしゃくん」、田中成くんの「ぼくのすきなもの」、一柳果歩ちゃんの「ほたるをみにいった」、坂本紗花ちゃんの「にじのともだち」が入賞作品に選ばれた。
最優秀賞の2作品については製本され、今夏ごろに市内の公共施設を始め、県下の図書館にも配布される予定という。
名作絵本朗読会も
表彰式は2月12日に逗子文化プラザなぎさホールで行われる。午後2時から式典、3時からは女優の加屋安紀子さんによる朗読会が行われるほか、角野さんと絵本作家のスズキコージさんによるサイン会も行われる。いずれも入場無料。また受賞作品は13日から18日まで同ギャラリーで閲覧できる。時間は午前10時から午後5時(15日休館)。
問合せは市文化振興課【電話】046(870)6622まで。
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