太陽光発電に自治体が助成 電力不足にらみ設置ニーズ上昇
「太陽光発電システム」の設置費用の一部を自治体が負担する補助金制度の申請が、逗子市と葉山町で今月から始まっている。対象は市・町内の住宅に未使用の発電システムを設置する人、または未使用の発電システムが設置された住宅を購入する人。事業所(店舗・事務所)との併用住宅も適用できる。
県が用意している補助金も市・町が窓口となっており、自治体の補助金と併せて交付される。補助額は県・市・町ともに出力1KWあたり1万5千円で合算した上限額は10万4千円。交付件数は逗子市が40件程度、葉山町が28件でともに受付順となっている。今年度の国の補助金に関しては、1KWあたり4万8千円になる見通し。
太陽光発電システムは、停電時も通常とは異なる設定(自立運転)に切り替えることで自家発電が可能で、蓄電池と併用すれば夜間でも電源を確保できる。余剰電力は電力会社に売電することができるため、電力不足解消の一助にもなるとされている。
夏場に向けて電力不足が不安視される中で設置需要は高まりそうな気配。早い段階で定員枠が一杯になることも予想されている。
補助金制度の詳細は逗子市環境都市部 環境管理課【電話】046(873)1111/葉山町生活環境部環境課【電話】046(876)111
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