逗子・葉山版 掲載号:2011年7月22日号
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「陸前高田に七夕を」 逗子葉山JCメンバーらが竹飾りなど届ける

仮設住宅が並ぶ竹駒小学校(陸前高田市)のグラウンドに「湘南ひらつか七夕まつり」で使われた七夕飾りを設置するJCメンバー
仮設住宅が並ぶ竹駒小学校(陸前高田市)のグラウンドに「湘南ひらつか七夕まつり」で使われた七夕飾りを設置するJCメンバー

 東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市にある仮設住宅にこのほど、逗子葉山青年会議所(椿和憲理事長)のメンバーらボランティア団が七夕飾りなどを届けた。運びこんだのは10日まで平塚市で行われていた「湘南ひらつか七夕まつり」で使われた大型飾り10基と小型飾り20基。12日にはバーベキユーも行われ、被災者らは湘南の七夕飾りを眺めながらひと時の夏の憩いを楽しんだ。

 陸前高田市では毎年8月に各地域が色とりどりの吹流しなどで飾り付けられた山車を出し、街中を練り歩く「うごく七夕まつり」とスギの丸太を山車に括りつけ、相手の山車とぶつけあう「けんか七夕」が行われていたが、今回の津波で14基中12基が津波で流されてしまったという。

 そこで同JCのOBが「地元湘南の七夕を被災地に届けては」と今回の企画を発案。現役メンバーらが、関東三大七夕まつりの一つにもなっている「湘南ひらつか七夕まつり」の飾りを届けることを思いついた。今回の企画を竹飾りを製作した各団体に打診すると「ぜひ被災地で使ってほしい」とこれを快諾。高さ10数メートルもある大型飾り10基と小型の飾り20基を無償でもらいうけることができた。また積み込みと運搬には平塚青年会議所(前田孝平理事長)のメンバーも加わり、トラックとバス計7台、約50人で夜を徹して被災地へと向かった。

 現在約300人が暮らす同市立竹駒小学校仮設住宅。メンバーらは到着すると早速七夕飾りの設置に取り掛かり、昼すぎには復興への願いを込めた七夕飾りと被災者の願いを込めた短冊が風になびいた。また、(株)キリガヤ(桐ヶ谷覚社長)が手作りのベンチを無償提供したほか、県宅建協会鎌倉支部が300人バーベキューを実施。会場ではメンバーらのもてなしに人々の笑顔がこぼれた。今回の支援を振り返って椿理事長は「七夕まつりは陸前高田の人たちにとってかけがえのないもののはず。今回の支援がまつりを復興させる足がかりになれば」と話した。
 

設置後はバーベキューも行われた
設置後はバーベキューも行われた

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