逗子・葉山版 掲載号:2011年8月5日号
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「三陸と湘南」高校生がつなぐ 被災地の学生招き合宿イベント

文化

市内で行われた祭りでは逗子高校吹奏楽部のOBも「被災地の高校生とのコンサート実現にご協力を」と呼びかけていた
市内で行われた祭りでは逗子高校吹奏楽部のOBも「被災地の高校生とのコンサート実現にご協力を」と呼びかけていた

 東日本大震災で被災した三陸地方の高校生を逗子市に招き、地元高校生がイベントを通じて支援しようと「三陸‐湘南 フェニックス・キャンプ」(SSPC)が8月17日(水)から3日間、逗子市などで行われる。期間中、高校生らはホームステイや部活交流、ワークショップなどで交流を図るほか、18日には一般に向けた公開イベントとして吹奏楽部による交流チャリティーコンサートも行う。

 企画したのは逗子高校など市内で20年来教鞭をとった岩田晴之さん=人物風土記。「将来の復興を支えていくのは今の若者。未来に繋がる足がかりになれば」と発案。開催にあったっては市内でまちづくり活動に取り組む菊池尚さん(逗子菊池タクシー(株))や市民ボランティアの協力をあおぎ、準備を進めてきた。

 「震災を乗り越え未来に羽ばたいてほしい」との願いから「フェニックス・キャンプ」と題した今回の企画。招くのは岩手県立山田高校の野球部と吹奏楽部の生徒37人で、逗子高校、逗葉高校、逗子開成学園の生徒らが出迎える。

 期間中はホームステイやワークショップのほか、南郷上山公園では野球部が合同練習や交流試合を、葉山福祉文化会館では吹奏楽部の合同練習など部活動交流を実施。「被災地の子たちを励ますだけでなく、交流を通じて地元の子どもたちも未来に向けて意欲を高めてほしい」と岩田さんは期待を込める。

 またフェニックス・キャンプでは「今回の取り組みを雛形に、ゆくゆくは別の高校でも広がっていってほしい」と最小限の規模、コストでも実施できるように無駄なものは極力そぎ落とした。開催にかかる経費も個人や企業からの協賛金と募金のみ。「実行委員会のメンバーを始め、学校やホームステイを受け入れてくれる家庭の協力があってこそ」と岩田さんは話す。

地元高校生との合同コンサートも

 18日には逗子文化プラザのなぎさホールを舞台に一般に向けた公開チャリティーイベント「SSPCフレンドシップコンサート」を開催する。

 当日は山田高校と地元4校の吹奏楽部が練習の成果を披露。また湘南ユースオーケストラ(指揮・前澤均さん)のほかゲストアーティストとして岩本伸一さん(指揮/SAX)、高橋伸哉さん(指揮/作曲)も演奏に華を添える。開演は午後7時。入場料は千円。問合せは事務局【電話】046(873)8744まで。
 

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