建物の老朽化が問題になっていた町青少年会館(葉山町堀内)の建て替えについて、葉山町はこのほど9月定例会の本会議に工事費など約5千万円を計上した。議会の承認を得て工事に着工する方針で来春の完成を目指す。
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町子ども育成課によると現在の青少年会館は昭和46年に完成。木造2階建てで一部学童保育や児童館に準じる施設として利用されていたが、築40年が経過したことで、雨漏りなど老朽化が進んでいたという。
利用者からは昨年9月に町長と議会宛に建て替えを望む要望が出されており、同町はこれを審議。9月定例会ですでに解体にかかる費用約380万円は補正予算として可決されており、本議会の決定を受けて年末から解体工事に移る。
新しい建物は木造平屋建てで、床面積は現在ののべ床面積とほぼ同様の183平方メートル。隣接する公園のグラウンド整備や敷地内の桜の木の伐採に伴う植樹なども行われるという。施工業者については予算可決後に入札にかけられる予定。またサービスについては現在のものを踏襲する見込みで児童館や学童保育として利用されるが基本的に一般貸し出しは行わない。問合せは同課【電話】046(876)1111まで。 【10月4日起稿】
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