逗子・葉山版 掲載号:2011年12月2日号
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給食食材の放射能測定へ 市内5小学校対象に順次実施

市が導入した放射能簡易測定キット
市が導入した放射能簡易測定キット

 逗子市は先月28日から市内5校ある小学校の給食食材について放射能の簡易測定を開始した。保護者からの要望などを受けたもので、1週間に1校、週2回2検体ずつ測定を行っていく方針で、測定結果については順次市ホームページで公表する。

「保護者の不安払拭に」

 市教育委員会では震災以降、「市場に出回っている食材は検査体制を経たものであり安全」という立場を一貫していたが、夏ごろから給食の放射能測定をしてほしいという保護者からの要望が急増。食材の安全性の再確認とともに、放射性物質に対する保護者の不安の払拭を図ろうと検査に踏み切った。

 市が導入したのはHORIBA製の環境放射線モニタ(12万5千円)と簡易測定キット(2万5千円)。モニタは空気中の放射線も測定できる高性能なもので、コンマ3桁までの測定が可能(単位はµSv/h)。キットは上部がタッパーのようになっており、そこに検体にする食材1kgを粉砕していれ、放射能を測定することで放射性セシウムの目安値を知ることができる。また測定基準は現在国が定める1kgあたり500ベクレルより厳格に200ベクレルとし、規定値以上の数値が測定された場合にはその食材の使用を中止する方針。測定器は1週間ごとに5校に貸し出す予定で、水道水と対象食材の測定結果については当日中に市ホームページで公表するという。市教委では「放射性物質に対して保護者の方がナーバスになっている中、少しでも不安を払拭する手立てになれば」と話している。

 市教委では今年9月にキャベツと牛乳を検査機関に依頼し、放射測定を行ったが、いずれも不検出だった。また6月から毎月市ホームページで給食食材の産地表示を行っている。

 問合せは市教委学校教育課【電話】046(873)1111まで。
 

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