東日本大震災で特に沿岸部での津波被害が大きかったことを教訓として、逗子市が現在建設を進めている小坪小学校の避難路が年内にも完成する見込みだ。
同小は海から約400m。丘の中腹に位置していることから地域の避難場所にも指定されている。これまでは同小正面口から校舎を回り込むようにして高台に向かう経路だったが、新たな経路では学校裏手からそのまま披露公園付近の高台に避難することができるようになる。距離にして従来の約半分の85・3mの避難路が完成する予定で市都市計画課では「迅速な避難をする上で大きな役割を果たす」としている。検査を経て1月下旬頃には共用できる予定だが、通常時の使用はできない。建設費は750万円。市では今後同地区にある小坪保育園でも同様の避難路を建設する予定。
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