東日本大震災から1年を迎える3月11日(日)、逗子市内では「忘れない、つなげていく」をテーマとしたイベントが6会場で行われる。市と市民団体による共同事業でキャンドルナイトや復興支援に取り組んできた市民団体の活動紹介などが行われる予定。市では「イベントを通して日々の”あたりまえ”を今一度見直してほしい」と市民に呼びかけている。
6万人のキャンドルを灯そう
イベントは市と市民団体が主催する2本立て。市民全員に改めて震災に関心を持ってもらおうと市の人口にちなんで「6万人のキャンドルを灯そう」を全体のキャッチフレーズにした。 市の主催は逗子文化プラザのフェスティバルパークで行うキャンドルイベントで、午前10時30分から。ラベルを剥がした透明なビンを持参し、手作りのろうそくを作る。5時からろうそくを灯すキャンドルナイトが行われるほか、被災地を訪れた逗子高校の生徒が企画した「語り場カフェで想いを灯そう」と題したトークイベントも行われる。
市民団体主催の会場は【1】逗子アリーナ&第一運動公園【2】亀岡八幡宮【3】JR逗子駅前【4】旧キリガヤ本社跡地(逗子なぎさ通り出口)【5】台山緑地(沼間小学校裏手)の5ヵ所。【1】では災害救援ボランティアセンターの設営訓練を実施。災害ボランティア体験や炊き出しなどが行われる(午前10時から午後3時30分)。【2】では「かみの市&キャンドルナイト」が行われ、地元農産物の販売やコンサート、トークイベントなどが行われる(午前9時から午後7時)。【3】では被災地への支援活動を紹介するパネルのほか献花ブースを設置。【4】では「『笑顔と元気』を被災地へ」と題したイベントを実施。地元食材や被災地の物品を販売するブースやフリーマーケット、特設ステージでは地元ミュージシャンによるライブパフォーマンスが行われる(午前10時から午後9時)。【5】では市民の憩いの場づくりを進める「花咲計画推進協議会」による桜の植樹会が行われる(午前10時30分から午後1時15分)。また各会場で発災した午後2時46分に1分間の黙祷が行われる。
市ではイベント会場や詳細を紹介する特設ホームページを開設。「逗子 6万人のキャンドル」で検索、またはアドレスhttp://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/simin/311/index.html。問合せは市民協働課【電話】046・873・1111まで。
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