逗子・葉山版 掲載号:2012年4月20日号
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逗子市 介護保険料を25%値上げ 県平均の16%上回る

社会

 3年に一度の介護保険料の見直しで、逗子市は4月から65歳以上の基準額(月額)を4580円に値上げする。3年前の前回改定より930円、25・5%の値上げ。高齢化などを背景に県内31市町村が値上げする中、高齢化の進む逗子市では県平均の月額4787円を下回ったものの、値上げ率平均16・6%を上回った。

高齢化加速で給付費増加

 介護保険は40歳以上が支払う2000年から導入された公的保険制度。介護サービス費の1割を利用者、9割を介護保険が負担する。市町村の給付額などに合わせて3年ごとに見直されており、県の取りまとめでは松田町が値下げ、中井町が据え置いた以外、県下31の市町村が値上げした。値上げ率は逗子市が25・5%で葉山町が14・8%、基準額は4660円。

 逗子市では人口に占める高齢化率が年々上昇しており、県下では三浦市に次ぐ2番目。3月時点で65歳以上の高齢者が27・9%、約1万7千人にのぼる。これに伴い介護認定者数も増加傾向にあり、昨年度は見込み値で制度を開始した00年の1288人を大きく上回る2907人、給付費は約42億円に膨らんだ。

 試算では12年度から3年間も増加で推移し、14年度には06年度比で約1・64倍、50億円を超えると想定。市では県が基金を取り崩して市町村に配分した分と、市の介護保険事業運営基金を9100万円取り崩し、保険料の引き上げを160円程度抑えたが、給付費の増大と基金残高がわずかになったことで値上げを抑制しきれなかった。市では「基金で調整するには限度がある。国の事業なので、値上げを根本的に抑制するには負担と給付の仕組みそのものを変えてもらうしかない」としている。

介護予防が課題に

 高齢化が加速する中で今後どの自治体でも課題となるのが、介護予防の普及だ。同市では国の要綱に基づき、市民が無料で参加できるウォーキングやヨガ、社交ダンス教室などを開催。独自の取り組みとして地域の高齢者が健康体操やレクリエーションを行う「ふれあいサロン」も実施している。市では「健康維持、運動を習慣にする第一歩としてご参加を」と呼びかけている。問合せは市介護保険課【電話】046・873・1111まで。
 

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