タコやヒトデ、イルカにマンボウ。子どもたちが描いた海の動物たちが気持ちよさそうにゆらりゆらり―。
7日に海開きした森戸海岸で同日、「海」をテーマにした大作の壁画がお目見えした。製作したのは葉山町一色にある子ども絵画工作教室「あとりえうる」に通う子どもたち約30人。
同海岸で海の家「FLAT」を営む松平克已さんが、親交のあった同アトリエの加茂左知子さんに「良かったら子どもたちに壁を使って絵を描いてほしい」と持ちかけ、コラボレーションが実現した。
壁の大きさは高さ2m、幅11m。巨大なキャンパスを前に、子どもたちは手分けをして作業を開始。赤や黄色、青色などのペンキをパレットにのせ、あらかじめ用意してきたデッサンや図鑑を見ながら、思い思いの動物を描きこんでいった。手足にペンキをつけながらも子どもたちの顔は真剣そのもの。森戸の海を背景に”小さな画家”たちの横顔が光った。
3時間ほどで作品は完成。子どもたちの作品で飾られた壁を前に松平さんは「大きなエネルギーを感じる作品」と満足気。加茂さんは「森戸の海の玄関口で絵が皆さんを出迎えてくれる。子どもたちの個性溢れる作品。細かい所まで見てほしい」と話した。
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