逗子・葉山版 掲載号:2012年10月19日号
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10月1日付で葉山町副町長に就任した 田邉 高太郎さん 葉山町長柄在住 45歳

”幸せ度”上げるために

 ○…県内初となる公募で88人の中から副町長に選ばれた。阪神淡路大震災後に兵庫県に入庁し、復興に尽力。前職は国民生活センターで消費者庁との統合問題にあたるプロジェクトに参加した。大学では公的機関主導で公共課題を解決する「公共政策論」の研究者として講師を歴任。応募したのは「学者、行政経験者として得た蓄積を葉山に役立てたい」と考えたから。

 ○…町長の黒子役として手腕が問われる副町長職。「必要な改革は積極的に取り組みたい」と意気込むが、その手法は慎重をきたす。成果や効率を重視した民間の経営手法は一見行政改革にも有効に見える。しかし「行政は積み重ねたプロセスが全く違う。民間式に一気に改革することは行政には”劇薬”で組織崩壊にも繋がりかねない」と警鐘を鳴らす。推奨するのが「漸増主義」と言われる実績を踏襲しながら段階的に改革を進める手法。海外でも採用される手法だが「少しずつ」の姿勢は牛歩とも捉えられかねず、実現には「町民に今目標の何%を実現しているか、きちんと説明することが重要」と強調する。

 ○…生まれは神戸。「僕ら関西人だから『いらち』(せっかち)で」。お国言葉を口にすると表情が和らぐ。2度目に葉山に越してきたのは5年ほど前。学会などで葉山を訪れる度「第二の故郷にしたい」と思いが強くなった。趣味は読書と研究。暇さえあれば研究会に足を運ぶ根っからの「学者気質」だが、最近は自転車でまちの中をまわったり買い物にでかけたり。「(自転車が)2つめの趣味になりつつあるかな」と笑顔が覗く。

 ○…「どうすれば町民の幸せ度が上がるか」。それを成すのが副町長としての最終的役割と考える。「町の中にどれだけの笑顔があるか。町長と町民の皆さんの対話で指標を探って、力を尽くしたい」。欠かせないのは行政と町民、お互いの理解。「町民の皆様にはぜひご意見を持って町政に参画してほしい」と力を込めた。
 

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