11月10日(土)、亀岡八幡宮(逗子市逗子)で「大人の感謝祭@かめじん」が行われる。午後1時から7時。主催は新逗子通り商店会。逗子のシンボルのひとつで「かめじん」の愛称でも親しまれる同神社から町を盛り上げようと同商店会青年部が企画した。当日は市内飲食店がワンコインで楽しめるメニューを供するほか、今回のために考案したオリジナル商品なども提供し、イベントを盛り上げる。
東郷平八郎ゆかりの肉じゃがも
開催のきっかけはインターネット交流サイトの利用者らが実際に顔を合わす「オフ会」。同商店会ではこれまでも「ツイッター」や「フェイスブック」などサイトを利用した情報発信を進めており、これまで4度のオフ会を開催、計100人以上を集めた。「遠方から来てくれる人もいて、逗子への関心は高かった。もっと大々的にやれば逗子や地元商店を知ってもらうきっかけになる」と同青年部長の石渡聡一郎さん。
イベントには7店が出展。本格ピザや藤沢のB級グルメ「藤沢炒麺」、アルコール飲料など全メニューが500円で”ちょい呑み”感覚で楽しめるのがウリだ。
今回のために特別メニューも用意した。庶民食として親しまれる肉じゃがは、一説には日露戦争で連合艦隊を指揮した東郷平八郎が日本に持ち込んだのが起源とされている。逗子市は東郷が別荘を構えていたとされることや近隣の橋が「東郷橋」と名付けられるなどゆかりがあることから「トーゴーさんの肉じゃが」を考案した。
さらに市内在住の作家、岡本雨さんと湘南鍵弦楽団の伊東典子さんの協力のもとテーマソングも作成。当日は同楽団の演奏でライブも披露されるほか、CDも販売される予定だ。「感謝祭」と銘打ったのは商店利用客と秋の収穫に加え逗子のシンボルでもある同神社への感謝も込められており、CDの売上げの半分は同神社に寄付するという。
もう一つの目玉は海老名市の蔵元「泉橋酒造」の新酒。県内産の米と米麹で仕込んだ「冬だより しぼりたて いずみ橋」がボージョレ・ヌーボーに先行して”解禁”になる。初めての試みに石渡さんは「知らない人同士でもお酒を飲みながら気軽に交流してもらえれば」と話している。
当日は1メニュー500円だが、2500円分の飲食券を2千円で販売する前売りチケットもある。開成堂石渡薬局ほか7店舗で取り扱い。問合せは石渡さん【電話】046・873・8899
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