逗子市は地震や地震による津波など、大規模災害による緊急時に市民が避難するための協定を、県立高校2校と民間の学校法人2校とそれぞれ締結した。
協定は「災害時における避難施設としての施設使用に関する協定」と「津波一時避難場所の使用に関する協定」の2つ。逗子高校、逗葉高校、聖和学院とは2協定を結び、09年に津波発生時の協定をむすんでいた聖トマ学園聖マリア小学校とは新たに災害時の協定を結んだ。
協定では大規模な災害により被害を受けた市民や受ける可能性のある市民が発生した場合、市が学校側へ施設使用を申請し、無償で利用できることなどが定められている。
先月13日は逗子高校(林康弘校長)、逗葉高校(小宮龍一校長)と2協定を締結。市役所で協定書を交わし、平井竜一市長は「震災以降、いつ災害が起こるから分からない中で協定を結べたことは大変に心強い。逗子市民の命を守る施設として今後も協力してもらえれば」とあいさつした。両校長は「いざという時のための協力体制ができたのは喜ばしいこと。今後は地域との交流を積み重ね、災害時に備えたい」などと応じていた。
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