恒例の「逗子市内一周駅伝大会」(逗子市教育委員会主催/朝日新聞社後援)が13日、同市内各所を舞台に行われた。60回目を迎えた今大会では大会最多となる48チーム、288人が参加。晴れ渡った冬空のもと、参加者らは沿道からの声援を受けながら力走を見せた。
新春の風物詩として親しまれている同大会。今年は第一運動公園の工事にともない一部コースを変更し、のべ27・6Km、6区間が設けられた。大会では市内の各地域から選抜選手が出場する「地域対抗の部」と学校や事業所などから出場する「団体対抗の部」があり、今年は地域15チーム、団体33チームがエントリー。開始時間が近づくと沿道に応援に訪れた人が詰め掛け「今年こそ勝利を」と横断幕をかかげるチームや「1番で帰ってこいよ」など声援が飛んだ。
午前9時。号砲が鳴ると各チーム一斉にスタート。まず団体の部では昨年まで12連覇を達成している逗子開成学園が例年にも増して圧倒的な強さを見せた。同高はA、Bの2チームでの出場だったがAチームが1区でいきなり区間新の1位でタスキを繋ぐと、3区、4区、5区でも区間新をたたき出し、結果6区まで一度も首位を譲ることなく断トツの1位でゴール。BチームもAに続き2位を終始キープし、終わってみれば1位2位を逗子開成が独占。13連覇の新記録を樹立した。同校陸上部主将の中屋裕貴さんは「区間新もたくさん出てワンツーフィニッシュで終われた。満足いく結果」と笑顔を見せた。
一方、地域対抗の部では1区で新宿Bがトップ、その後沼間A、小坪Aが追う展開。2区以降は沼間が首位に立ち、優位なレース運びを見せたものの、5区で小坪が首位に躍り出、そのまま6区もトップでテープを切った。小坪は昨年に続く連覇。同チーム監督の飯田博茂さんは「去年優勝したメンバーが残ってくれて、各自がレベルアップした。実力以上を出した選手もいて、皆よくがんばってくれた」とねぎらった。
各部門、上位入賞チームは以下の通り。【団体対抗】【1】逗子開成A【2】逗子開成B【3】逗葉高校【4】逗子高校C【5】逗子消防署A【6】逗子高校A【地域対抗】【1】小坪A【2】久木【3】山の根【4】沼間A【5】池子A【6】桜山
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