陸上はじめるきっかけの大会
今回の逗子市内一周駅伝では箱根駅伝に登録選手としてエントリーしていた2選手も出場し、大会に華を添えた。法政大4年の大久保圭さんと、日体大4年の岩間一輝さん。2選手はともに地域対抗の部で出場し、6区を颯爽と駆け抜けた。結果は岩間さん区間1位、大久保さん2位。タイムも他の選手を寄せつけない、観客にさすがと言わしめる走りだった。
それでも箱根にピークを持っていったため「100点中20点くらい」と苦笑する大久保さん。中学校2年で逗子駅伝に出場したのがきっかけで高校から本格的に陸上を始めたという。大学最後の年、3年ぶりに本選に駒を進めた箱根で走ることは叶わなかったが、「後悔のない、全てを出しきった4年間だった。伝統あるHのマークをつけたことを誇りに思う」と振り返った。
静岡から藤沢の高校に進学し、大学時代は逗子で過ごした岩間さんも出場が有力視されながら当日はサポートメンバーとしてチームを支えた。「正直自分が走れなかったのは悔しいが、精一杯やった結果」と噛み締める。逗子駅伝には初めての出場だったが「沿道からたくさんの応援をもらって、気持ちよく走れた」。今後、大久保さんは大学院へ進学、岩間さんは就職し、陸上を続けるという。
世話になった逗子に感謝こめ
両選手とも2月10日(日)に行われる「県下市町村対抗『かながわ駅伝』競走大会」に逗子市代表選手として出場する予定。選手団代表を務める大久保さんは「昨年は悔しい結果だったが今年は上を目指したい」、岩間さんは「お世話になった逗子。感謝を結果で返したい」と意気込んだ。
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