葉山町立図書館では現在、「そうだったのか!葉山の歴史展」を開催している。江戸時代の絵図や古文書などを展示しながら、葉山郷土史研究会が研究成果を分かりやすくまとめている。3月15日(金)まで。
同館1階の展示ケースでは下山口の名主だった沼田家の古文書を公開。年貢の厳しさや当時の封建的な生活などが垣間見えることなど、同会古文書部会が解説を加えている。絵図では江戸や大正時代の景観を描いたものが並べられ、現在の様子との比較をすることができるほか、葉山の名前の由来なども紹介している。
また、同館2階の葉山まちづくり館では同時企画として「葉山の歴史年表」を展示。年表には旧石器時代から近年の歴史がまとめられており、「水が豊かで縄文時代には人が住んでいた形跡」「古墳群の発見」「近代美術館建設時に発見された製塩所跡」「保養地としての歴史」「御用邸造営の背景」など、主だった歴史が資料とともに掲出されている。「旧石器時代まで遡り、葉山のルーツを知って」と同会。年表の展示は3月31日(日)まで。ともに観覧無料。
開館は午前9時から午後6時。月曜、毎月第3木曜日ほか休館。
問い合わせは葉山街づくり協会【電話】046・876・0421まで。
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