逗子市はこのほど、津波被害対策の一環として、避難経路を表示した路面シートの設置をはじめた。
最寄の避難場所や距離、方向などを記し、土地勘がない観光客でも円滑に避難できるよう誘導を図る。今年度は逗子海岸や小坪海浜地区など32カ所に設置する。事業費は126万円。今後5カ年計画で市内約200カ所に設置する予定。
シートは縦70cm×横50cm。避難誘導の記号と矢印に加え「約50m先 津波避難ビル 逗子マリーナ4・5棟」などと表記し、避難場所までの経路が一目で分かるように示している。
夜間でも視認性が保てるよう、素材には暗闇に対応した蓄光表示材を採用。さらに広角反射タイプの特殊な再帰反射材を使うことで、路面での視認性を高めている。
問合せは市防災課【電話】046・873・1111まで。
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