逗子市消防団と鎌倉市消防団は3日、逗子マリーナ内にある小坪海浜公園周辺で合同消防訓練を行った。両市の隣接地域で火災が発生した場合の連携強化を目的にしたもので、訓練には市境近くの地域から5分団、約100人が参加した(=写真)。
訓練では、三浦半島断層帯を震源域とする地震が発生し、両市でライフラインが寸断、消火栓が使えない状況と想定。公園内の防火水槽から500m離れた簡易水槽まで隊員らは分担してホースの運搬、設置を行い、水源を確保した。その後さらに500m離れた場所までホースを繋ぎ、海に向かって放水。消火までの一連の連携作業を確認した。訓練を終えて逗子市消防団の高崎昭団長は「大規模災害時はひとつの消防団では対応に限界がある。今後も互いの連帯、応援体制を確立し、消防技術の向上に努めたい」と話した。
|
<PR>
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|