逗子・葉山版 掲載号:2013年6月21日号
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罠で捕獲作戦を展開 上山口出没のイノシシ

社会

 葉山町上山口で今年3月ごろからイノシシによるものとみられる農作物被害や目撃情報が相次いでいる。6月までに町に寄せられた通報は計14件。小学校にほど近い農地でも痕跡が見つかったことから、地元町内会では人への安全確保のため罠を使った捕獲作戦を開始した。8日には1頭のイノシシを捕獲。今後も作戦を継続していくという。

 専門家によるとイノシシは警戒心が強く、通常は人里に出てくることはないが「一度畑の作物を口にすると味をしめて度々姿を現すようになる」という。その習性通り、「畑でイノシシのようなものを見た。作物が荒らされている」という第一報を皮切りに町には続々と通報が寄せられた。町によると農作物被害は11件、目撃情報は3件。「葉山は自然が多いとはいえ、被害報告があったことは記憶にない。初めてではないか」と町担当者も驚きを隠さない。4月には町職員が実際に現場の農地を訪れたところジャガイモなどの作物が掘り返された跡が見つかったという。町では「報告されていないものを含めれば被害や目撃数はさらに多いのでは」とみる。

 5月には上山口小学校から150mほど離れた農地でも痕跡を確認。被害が拡大していることに加え、子どもたちに危害が及ぶ可能性を危惧した上山口町内会が農家の声を集約し、捕獲作戦に乗り出した。

 その後、同町内会が町にイノシシの捕獲許可を申請。実際の捕獲にあたっては認可証を持つ専門家の協力をあおいだ。使ったのはイノシシが足を踏み入れるとバネでワイヤーが締まる「くくり罠」。被害のあった農地など9カ所に設置したところ、8日に体長およそ60cmほどの若い雄イノシシが捕獲されているのが確認された。ただ、一部で「複数頭のイノシシを見た」という目撃情報もあるため、今後も1年間をめどに罠による捕獲を続ける。農作物被害に遭った石井義房さんは「丹精込めて作った農作物を荒されるのは農家として忍びない。早く解決してほしい」と話した。
 

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