逗子・葉山版 掲載号:2013年12月13日号
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「被災地にとどけ隊」の発起人で活動を支え続けている 服部 誠さん 逗子市社会福祉協議会職員 37歳

子どもたちの仲間として

 ○…被災地児童との交流事業のために立ち上がった「被災地にとどけ隊」。呼びかけに応えた児童らは事業後も活動を継続し、結成1年を迎えた。主役はあくまで子どもたち。だがその裏で黒子役に徹しながら練習や支援活動に励む子どもたちを支え続けている。スタンスは「自分は子どもたちの仲間」。先生でもなければ指導者でもない。「一緒に頑張る。できないことは手伝う。だから皆も考えて」。その姿勢は子どもたちの自立心を着実に育んでいる。

 ○…「ソーランソーラン」。舞台で声を張り上げながら踊る子どもたち。そこには「被災地を全力で応援するんだ」という思いがにじむ。始めから皆が真摯だったわけではない。練習では集中力を欠き、悪ふざけする場面も多々あった。だがその度「みんな何をしに来た。被災地を応援したいんじゃないのか」と一喝し、子どもたちを原点に呼び戻した。活動を重ねるにつれ、子どもたちの目の色が変わっていくのを感じた。「子どもたち自身が見て、聞いて、感じて行動することこそが大事」。来年は再び米崎小の児童を逗子に招く計画もある。

 ○…福祉の世界に身を置くことになったきっかけは予備校時代。駅の構内で車椅子に乗った人が階段のそばを行き来していたが気に留めず雑誌を読み耽っていた。しばらくして駅員が階下に誘導するのを見てようやく気が付いた。「あの人は下に降りたかったんじゃないか。僕は一体何をやってるんだ」。一言がかけられなかった自分が許せず、大学に進学すると社協でボランティア活動一心に。そこでの経験が現在の礎となった。

 ○…自身も仕事、個人としても幾度となく被災地に足を運んできた。震災からおよそ千日が経過し、支援の在り方の変化を肌で感じている。「時間が経てばできることも変わる。今一番大切なのは被災地を近所と同じように思って、忘れないこと。できることをできる範囲で。観光や手伝い、方法は色々ある」。そう結んだ。
 

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