逗子・葉山版 掲載号:2014年3月7日号 エリアトップへ

沼間在住、橋本さん 故郷福島、作品に 9日から横須賀で展示

掲載号:2014年3月7日号

  • LINE
  • hatena
原発をテーマにした荒々しいタッチが印象的な作品が並ぶ
原発をテーマにした荒々しいタッチが印象的な作品が並ぶ

「忘れないで」原発被害今もなお

 わが目を疑った。3年前の震災後、テレビで目にした福島第一原発の爆発事故。見慣れた故郷が、親類や友人が渦中に巻き込まれた。今も被害は収束を迎えず、胸を痛める日々は続く。そんな故郷への思いを込めた自身の作品展「3・11あの日を忘れない 橋本栄展」が3月9日(日)から16日(日)まで、横須賀三浦教育会館(横須賀市日の出町)で行われる。

 橋本さん(66)は現在、逗子市沼間に暮らす。長年同市内で教職を務める傍ら、趣味で筆をとってきた。これまでは子どもの頃の体験などを主に描いてきたが、震災後故郷のことが頭から離れず、作品にするようになったという。「本当にのどかでいい所だったんです。それが今では」と声を落とす。幸い、実家がある小野町は原発と山地を隔てていたために甚大な被害は免れた。だが、見知った原発近くのまちは津波の被害で変わり果てていた。

 乳飲み子を抱える母親や逃げ惑う親子。「皆とにかく家族を守ろうとしていた」。荒々しいタッチで描かれた作品にはそのイメージが息づく。途方に暮れ抱き合う老夫婦は亡き両親を描いた。「父と母が生きていたら、きっとこうなっていたんじゃないかと思って」。原発の被害は今もなお続いている。「遠く離れた逗子の人たちも忘れないでほしい」と橋本さんは呼びかけた。開館は午前11時から午後5時。問合せは同館【電話】046・824・0683

逗子・葉山版のローカルニュース最新6

学生が集う場所に

学生が集う場所に 社会

関東学院大生が空き家改修

7月12日号

三崎×都心の2拠点生活

三崎×都心の2拠点生活 社会

元呉服屋をリノベーション

7月12日号

2家族で一軒家をシェア

2家族で一軒家をシェア 社会

新しい子育てのかたち

7月12日号

「できたての風味 味わって」

とちぎや

「できたての風味 味わって」 教育

汲み出し豆腐を特別提供

7月12日号

葉山小で児童と交流

英国セーリングチーム

葉山小で児童と交流 教育

努力の大切さ伝授

7月12日号

「こどもレストラン」大盛況

「こどもレストラン」大盛況 教育

料理や接客、会計も学ぶ

7月12日号

手づくりの魅力感じて

手づくりの魅力感じて 社会

約250点の作品展

7月12日号

あっとほーむデスク

  • 7月12日0:00更新

  • 6月28日0:00更新

  • 6月14日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年7月12日号

お問い合わせ

外部リンク