逗子・葉山版 掲載号:2014年3月21日号 エリアトップへ

「挑戦する気持ちが若さの源」 横須賀市公郷町 諸石亮(まこと)さん(80) 陽子さん(74)

掲載号:2014年3月21日号

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 「踊りが好きな名物夫婦」。横須賀市公郷町在住の諸石亮さん・陽子さん夫妻が熱中しているのは『音楽と踊り』だ。自宅ではプレスリーが流れ、夫婦揃ってライブハウスやレゲエイベントに繰り出す。「自然と身体が動き出す。それが、ただただ楽しい」

 今月、横須賀市内で行われた映画監督による演技レッスンイベント。「おもしろそう」と参加を勧めたのは妻の陽子さん。「”初めて”ということを意識しないで飛び込んでいく、ずうずうしさも必要だよね」と夫の亮さんと共に、初めての”演技”に挑戦。もちろん参加最高齢。お揃いのTシャツで登場し、会場を沸かせた。「難しかったけど、楽しかった。恥ずかしがらずに、新しいことに挑む意欲が、若さの秘訣かな」。二人で顔を見合わせる。

■  ■  ■

 「身体を動かして踊っているだけで、楽しく幸せな気分になる」。首に巻いたバンダナがトレードマークの亮さんのライフワークは、まさに『踊ること』。屋外でのレゲエイベントやライブハウスなど、市内外で行われるイベントへ出向き、音楽に乗せて身体を動かす。ダンスは自己流だが、周囲を自然と明るく、笑顔にしてくれる。

 陽子さんも、子育てがひと段落して以降、フラメンコ・タップ・ヒップホップ―とダンスが生活に溶け込んだ日々を送っている。今も毎日のエクササイズは欠かさない。亮さんが”踊り”に目覚めたのは陽子さんの影響。「結婚した当時、クラシック専門だった主人を、ジャズやロックに引き込んだのは私」とほほ笑む。亮さんは、定年まで検事を勤め上げたが、硬派な仕事の息抜きが、いつしかテニスやダンスになっていた。市内のライブハウス(ヤンガー・ザン・イエスタデイ)では常連に。一人で踊りに行くのではなく、夫婦で揃いのTシャツを着るのがポイント。それも亮さんのデザインだ。「周りの人は夫婦でお揃いなんて恥ずかしい、と言うけどね」と陽子さん。昨年末、「ハグ」をテーマにしたフォトイベントにも参加。そのいきいきとした笑顔は、会場でも注目を集めた。

 音楽を、ダンスを、楽しむ心に年齢は関係ない。イベントのみならず、「踊りが大好きな名物夫婦」として、取り上げられることも多く、そこでの出会いや再会も大きな財産だ。

 「音楽とダンスは、若さと夫婦愛の源であり、栄養剤です」と亮さん。定年してからの20年、病気知らず。「人生、常に刺激が必要。まだまだ、楽しく踊り続けたい」

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