町内在住の2作家がコラボ
葉山町立図書館2階の葉山まちづくり館ギャラリーで企画展「水のない水族館」が始まった。魚を題材にしたアート作品を手掛ける町内在住の作家2人によるコラボレーション企画で、一風変わった魚たちが来場者の目を楽しませている=写真。6月15日まで。
出展者の一人、自称「お魚アーティスト」の浅井洋司さんが手掛けるのは独自のアイデアを加えた自作のはく製アート。カマスやアジ、イシダイなど葉山の海などでも獲れる魚を手作業で処理し、粘土や金属板を使って「海の中」を再現しているほか、「ちょい悪親父に見えた」というオコゼにパイプをくわえさせる遊び心も楽しい。
もう一人は透明標本作家、冨田伊織さん。透明標本は元々、解剖学などの骨格研究に使われるもので、特殊な薬品で筋肉を透明に、骨や軟骨を赤や青に染め上げる。体長2センチほどのイカやフグなど、鮮やかに彩色された姿はいずれも神秘的で、独特の世界観を楽しむことができる。
「魚の外観と内観のアートを楽しんで」と葉山まちづくり協会。入場無料。月曜日ほか休館。開館は午前10時から午後5時30分。
問合せは同協会【電話】046・876・0421
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