逗子署の軒下でつばめの親子 ヒナ4羽、すくすく成長
その子育て、”警備”します――。
逗子警察署の軒下でつばめのつがいが子育てに勤しんでいる。4月上旬にかえった4羽のヒナは順調に成長しており、署員らに見守られながら親鳥が運ぶ餌に「ピーピー」と元気な鳴き声をあげている。
つばめは外敵から子を守るため、人間が生活する近くで営巣することが多い。24時間体制で人がつめる同署が安心なのか、同署裏手の軒下でも、数年前から飛来するようになった。同署ではお馴染みの光景で、署員の一人は「ずいぶん大きくなった。順調に育っているのを見るとほっとする」と目を細める。
幼いヒナはカラスやトンビといった外敵から襲われやすく、かつては同署でも1羽が連れ去られる”事件”もあった。同署では子育てが落ち着くのを見計らって、カラスよけの柵を設置する予定で、「ヒナが無事飛び立つ日が来るまで、見守りたい」と今後も万全の警備体制をとる構えだ。
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