葉山町商工会(柳新一郎会長)と湘南信用金庫(石渡卓理事長)は1日、「業務連携・協力に関する覚書」を締結した。町内の中小企業への支援が主な目的で、商工会が経営者と信金の橋渡しとなり、町内での起業や新規事業の拡大時の融資、経営改善などの相談にも応じるという。
締結式には両者の関係者が出席。柳会長は覚書締結を受け、「国の経済政策で大企業に明るい話がある一方で中小企業を取り巻く環境は依然として厳しい。金融機関との今回のような協定はありがたく、互いに良い結果に繋げたい」とあいさつした。これに石渡理事長も「葉山は伝統的な店舗がある一方で、新規開業の事業者も多いと聞く。我々も地域に寄り添って仕事をしたい」と応じた。
同信金は県内の商工団体との業務連携を進めており、今回の締結は鎌倉市、寒川市、逗子市に続き4例目。今後は経営相談などを行うほか、事業者向けのセミナーや商談会なども開催し、両者による包括的な支援を目指す。
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