過去から現代にいたる東欧3カ国のアニメーション作品に焦点をあて、その魅力にふれる展覧会「東欧アニメをめぐる旅」が、県立近代美術館葉山(一色)で開催されている。来年1月12日(祝)まで。
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同展ではポーランド、チェコ、クロアチアのアニメーション作品に注目。アカデミー賞を2度受賞したアニメーションスタジオ「セ・マ・フォル」の拠点があるウッチ(ポーランド)、人形アニメの伝統を誇るプラハ(チェコ)、第二次世界大戦後に新聞漫画家や画家が起源となったザグレブ(クロアチア)などアニメにまつわる歴史や伝統を紹介しながら、作品の原画やセル画、人形などの資料を展示している。「展示している作品は原初的で当時の東欧の社会性をストーリーに反映させたものも多い。日本のものとは一風変わったアニメの世界と楽しんで」と同館。会期中はアニメ作家や学識者による関連講座(全5回)や学芸員によるギャラリートークなども予定。10月12日(日)には短編6作品を一挙上映する特別上映会も行われる(午後2時〜・観覧料千円※同展チケット半券で300円引き)。
祝日を除く月曜休館。一般千円、20歳未満・学生850円、65歳以上500円、高校生100円。問合せは同館【電話】046・875・2800
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