ゴール前での動き方を実演する岡田武史さん
元日本代表監督の岡田武史さんによるサッカー教室が先月28日、南郷中学校で行われた。地域奉仕団体の逗子葉山ライオンズクラブが主催したもので、逗子葉山の５中学校から約１４０人が参加。世界を舞台に采配を振るってきた指導者の言葉に目を輝かせ、汗を流した。
逗子市に在住する縁で、地元小中学生を対象にした教室は今回で４度目。基本動作の指導から始まり、手を繋ぎながらのドリブルや複数のボールを抱えて渡すリレーなどコミュニケーションを磨くための練習を重点的に行った。岡田さんはグラウンドを回りながら「失敗を恐れるな。挑戦しろ」と生徒たちを激励。実戦練習ではゴール前での動きを自ら実演しながら「監督の言うことを鵜のみにするのでなく、自分でリスクを負って考えて動く。これがサッカーで一番面白いところだ」とその心得を語った。参加した逗子中学生の生徒は「いつもとは違うメニューですごく新鮮。勉強になる」と話していた。
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