逗子・葉山版 掲載号:2014年10月24日号 エリアトップへ

市民劇団なんじゃもんじゃ 戦後民主主義の原点描く

文化

掲載号:2014年10月24日号

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熱のこもった稽古に励む劇団員ら
熱のこもった稽古に励む劇団員ら

 逗子市民劇団「なんじゃもんじゃ」による第40回公演「グレイクリスマス」が11月14日(金)と15日(土)、逗子文化プラザなぎさホールで行われる。終戦後、GHQ占領下の日本を舞台に激動の時代に翻弄される伯爵家の人々の姿を通じて、戦後民主主義の原点を問いかける。

11月14日・15日、文化プラザ

 今年結成30年目を迎えた同劇団。公演40回目の節目に演じるのは劇作家、斎藤憐(1940―2011)が描く”超”難作だ。

 舞台は終戦の年のクリスマス。五條伯爵家は母屋を将校用ダンスホールとして接収されてしまう。さらに財閥解体、東京裁判、新憲法公布など取り巻く環境が様変わりする中で激動の時代をどう乗り越えるのか。翻弄されながらも懸命に生きようとする伯爵家の人々の”どたばた劇”を交えながら、民主主義が生まれた原点を浮かび上がらせる。シリアスな題材に垣間見える人々の新時代への思いや登場人物の淡い恋心などが見どころという。

 出演も17人と大所帯。劇団員らは本番に向け、週末を利用しながら熱のこもった稽古に励んでいる。今回初演出を務める石井徹夫さんは「民主主義が当たり前になっている世の中で、当時の人たちはどう生きようとしたのか。今一度その原点を問いかける作品に仕上げたい」と語った。

 主催は逗子市文化協会、同劇団主管。開演は14日が午後7時、15日が午後1時30分から(開場は各日30分前)。チケットは前売り2千円、当日2500円で全席自由。

 予約、公演に関する問合せは石井さん【電話】046・873・7529

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