JR東日本(株)の車両保線区(逗子2丁目)で先月27日、テロ対応訓練が行われた。2年後に日本で開催される主要国首脳会議や2020年東京五輪を視野に対応強化を図ろうと逗子警察署が主催。警察や消防、JR東日本などから約100人が参加し、有事の対応や関係機関の連携を確認した。
訓練では列車内で神経ガスが散布されたことを想定。停止させた列車からJR職員誘導のもと乗客が避難し、消防が重症者を病院搬送。次に警察が実行犯を制圧し、県警のテロ対応専門部隊が物質検知と除染、回収を行った。訓練を終えて市川弘幸署長は「世界各地で様々な事案があり、我々も有事の備えが必要。その意味で実効性ある訓練ができた」と振り返った。
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