記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 11月21日0:00更新
安倍首相が解散総選挙に向けてかじを切った。消費増税の先送りや経済政策アベノミクスの信を問うというが、今回の解散を国民はどう受け止めるだろうか。
地域紙の記者として地域の商店主らと接する機会も多い身だが、国が示すような景気の良さはあまり聞こえてこない。ある商店主が「地方の中小企業が良くなるにはもう数年かかる」と言ったようにいまだ恩恵に”お預け”をくっている感がある。先送りとはいえ、再増税に諸手を挙げて賛成できる人も多くはあるまい。一方で急展開の選挙に野党再編の動きも慌ただしく、神奈川4区の動向も目が離せない状態になってきた。立候補予定者が何を考え、訴えるのか。国政に接することのできる数少ない機会にそれを見極めたい。