記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 12月5日0:00更新
「走りながら、考えるんだ」。駆け出しの頃、上司から仕事上の心得を説かれたのを思い出した。締切を終え、ようやく紙面が手を離れたかと思うとまた次の締切がやってくる。立ち止まって考える暇などないから、息切れしながらも先々の紙面づくりに構想を巡らせねばならない。時間の流れはまさに光陰矢の如しで、今年も気が付けば師走にぽん、と背を叩かれたような気がして思わず苦笑いが浮かんでしまう。今年も残すところ1カ月。弊紙では次号が年内最終号になる。仕事に家事、読者皆様が忙しい中でも手に取っていただける、そんな紙面づくりを最後まで心掛けたい。