葉山産の農産物のPRを目的に毎年行われている農産物品評会が8日、町福祉文化会館で行われた。町とよこすか葉山農業協同組合の主催。今年も町内の農家が丹精こめて育てた野菜など151点が出品され、その出来を競った。
並べられたのはほうれん草や白菜、長ネギ、カブのほか、ジャガイモや里芋などのイモ類、梅干しやジャムなどの加工品。審査員が野菜は形や色などの見た目、加工品は味など、1点1点品定めした。
出品した生産者の一人は「一昨年は秋まで猛暑が続いたが、昨年は気候が温暖でしっかりと種まきができた。ここ数年の中でも良いものが作れたと思う」と出来栄えに自信の様子。また審査員の一人は「昨年と比べて点数は少ないが、全体的にいいものが揃っている」と話した。
品評会では各種賞が設けられ、最優秀賞の県知事賞には鈴木陽介さん(上山口)が作った夏ミカン、その他町長賞には澁谷里子さん(下山口)のキャベツ、農業協同組合長賞には石川榮さん(上山口)の長ネギ、町議会議長賞には鈴木滝雄さん(上山口)の甘夏みかんなどが選ばれた。翌9日には恒例の即売会も行われ、大玉の白菜を手にした女性は「立派な野菜が安く買えて満足。早速鍋にして食べたい」と話していた。
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