新年を祝う餅つき大会が9日、葉山小学校で行われた。同校の5年生を対象にした毎年恒例の行事で、児童らはかけ声に合わせて元気にきねを振った。
この日使った餅米は児童らが自ら育てたもの。堀内で農業を営む矢嶋信幸さんの協力で、畑に足を運び、田おこしや草取り、稲刈り、陰干しなどに率先して取り組んできた。この日は30㌔ほどを蒸し、「イチ・ニ・サン・シ…」と保護者らのかけ声で餅つきを体験。つきあがった餅はあんこやきなこ、海苔などをつけて出来立てを味わい、女子児童のひとりは「やわらかくて美味しい」と笑顔を見せていた。
「自分たちが苦労して作ったものを食べる。日本の食糧の原点を子どもたちに学んでもらえれば」と矢嶋さん。同校の加藤雄司校長は「こういう経験をすることで日頃口にするお米やお餅ができる過程を知ることもできる。地域のサポートがあってこそで大変ありがたい」と話した。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|