市商工会が地域の特産品開発の一環として昨年末開催した「アカモクレシピ&アイデアコンテスト」。応募期間中に21作品が寄せられ、6作品が専門家らの審査で入賞作品に選ばれた。今回、その中で最優秀賞を受賞した池子在住、澤木和代さんが考案した「フライパンで焼く!あかもくパン」のレシピ=左下=を紹介する。
澤木さんの作品はアカモクをひき肉と合わせて具材にし、粉末を練り込んだ生地で包み焼き上げる。オーブンを使わず、フライパンだけで蒸し焼きできるように工夫するなどしたアイデア作だ。今月23日に行われた表彰式ではアカモクを使ったそばなどとともに来場者らに振る舞われ、口にした男性は「粘りがあるのにパン生地との相性が良くてとても美味しい。商品化しても売れそうだ」と評価した。20年ほど趣味でパンを焼いているという澤木さん。一般家庭の馴染みが薄いアカモクについて「多少調理する難しさはありますが、健康にもいい食材なので、ぜひ多くの人に試してほしい」と話した。澤木さんの作品やコンテストで寄せられた作品は今後同商工会がレシピ集などとしてまとめる予定。
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