昨年1年間で逗子市と葉山町で発生した火災件数と救急出動の件数がこのほどまとまった。両消防本部が発表した資料によると、一部で微増、微減があったものの、ともに13年と比較して同程度の数字だった。
逗子市の火災発生件数は14件(前年比同)。種別では建物10件(同2件増)、車両2件(同1件減)、その他2件(同3件減)、林野と船舶の火災はなかった。
救急車の出動件数は3292件(同100件増)。搬送人員は3008人(同27人増)で一日あたり8・2人、年間で市民19人に1人が搬送された計算になる。傷病別では軽症者が1631人と半数以上を占めていることから、市消防本部では「本当に救急車を必要としている人の利用を妨げないよう、適正利用を」と呼びかけている。
一方の葉山町で昨年発生した火災件数は10件(同4件増)。建物が6件(同3件増)、その他が4件(同1件増)でそれ以外の火災はなかった。
救急出動は1574件(同1件増)。搬送人員は1519人(同7人増)で、同町でも軽症者が725人と半数近くを占めた。
両市町ともここ数年単位では火災件数などで大きな変化はないものの、消防本部では「今の季節は乾燥しているため、火の元の管理には一層の注意を払ってほしい」と呼びかけている。
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