逗子市池子にある”世界一ちいさい科学館”「理科ハウス」で企画展「ピカリ展」が始まった。来館者が展示品を見たり触れたりしながら光の進み方や性質などを体感できる仕掛けが随所にちりばめられており、子どもから大人までが楽しめる内容となっている。4月5日(日)まで。
同館一階に設置された4mほどのドーム。中に入るとブラックライトとともに清涼飲料水や岩塩、洗剤などが並ぶ。「光を当ててみて」と話すのは館長の森裕美子さん。ビタミンや蛍光剤に暗色を当てるとどうなるかという実験だ。この他にもドーム内の小さな穴から外の景色を映してみたり、静電気で壊れた蛍光灯を光らせたり。開館日の午後4時からはプラネタリウムの投影で天体やオーロラについても学ぶことができる(土日は午後2時と4時からの2回・初回のみ100円)。
同館スタッフは森さんを含み、山浦安雲さんのわずか2人だが、地域の子どもたちに気軽に科学の面白さに触れてもらおうと、展示内容に工夫を凝らす。来館者には開館以来の”常連”も多く、山の根に住む田中英祐君(13)は「色々な展示会があって、説明も聞ける。学校の授業も楽しくなります」と話した。
開館は午後1時から5時。入館料は大人100円、中学生以下無料。月・金曜ほか休館。問合せは同館【電話】046・871・6198
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