逗子・葉山版 掲載号:2015年3月27日号 エリアトップへ

逗子開成学園理事長立川さん 「葉山ブランド」の成り立ち紹介 町長らと共著で本出版

社会

掲載号:2015年3月27日号

  • LINE
  • hatena
出版された本をPRする立川丈夫理事長
出版された本をPRする立川丈夫理事長

 逗子開成学園理事長の立川丈夫さん(75)がこのほど、山梨崇仁町長ら地元ゆかりの有識者と共著で「地域ブランドブックス4 葉山 高質なスロースタイルブランドの実践」と題した学術書を出版した。御用邸に象徴される「葉山ブランド」の成り立ちを文化、地理、歴史など多角的な視点から紹介している。

「まちづくりのヒントに」

 同書は「地域デザイン学会」(東京都港区)が監修するシリーズの4冊目。これまで小豆島や淡路島など、地方の衰退が社会問題化する中、独自のブランディングに成功している地域を取り上げている。

 経営学の専門家で自身も40年来葉山町に暮らす立川さん。「葉山を題材にした本は多くあるが、学問的にまとめたものは案外少ない。葉山ブランドの成り立ちを一度きちんと研究したいと思っていた」と出版の経緯を話す。同書は山梨町長と共同編著で、地域デザイン学会会長の原田保さんや地元町議、町職員ら8人の有職者が著者に加わり、およそ2年かけて1冊にまとめ上げた。

 同著では全6章に分けて葉山ブランドの成り立ちを分析。その中で浮彫りになっているのは、ブランド価値の形成には葉山に暮らす人々の営みが大きく寄与しているということ。豊かな自然環境や御用邸に象徴される高質な文化性が維持されながらも、飲食店や商店が新たなコンテンツを発信しており、それらが調和して「葉山的雰囲気」を醸し出していることなどを紹介。さらにこうした価値を維持することが人口減や少子高齢化を乗り越える鍵にもなると示唆している。立川さんは「地域デザインに携わる方へのヒントとして、また地元葉山を愛する人たちにこれからの葉山を考える上でひとつの参考になれば」と話した。A5判、199頁。1冊2050円(税込)。逗子市、葉山町内の書店などで販売している。

逗子・葉山版のトップニュース最新6

失語症会話カフェ誕生

失語症会話カフェ誕生 社会

町在住当事者夫妻が立ち上げ

10月18日号

山の根踏切の対策表明

JR東日本

山の根踏切の対策表明 社会

今月27日に住民説明会

10月18日号

“プラ使わない町”アピール

葉山町

“プラ使わない町”アピール 政治

民間事業者とも連携

10月4日号

パートナーシップ制度導入へ

逗子市

パートナーシップ制度導入へ 社会

来年4月向け検討進める

10月4日号

今月末に解除の見通し

小坪隧道通行止め

今月末に解除の見通し 社会

台風15号の爪痕残る

9月20日号

南郷公園に休憩所整備

町奉祝実行委

南郷公園に休憩所整備 社会

「町民の憩いの場に」

9月20日号

逗子の空気感一冊に

地元在住編集者夫妻

逗子の空気感一冊に 文化

スペインチームにプレゼント

9月6日号

あっとほーむデスク

  • 10月18日0:00更新

  • 10月4日0:00更新

  • 9月20日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年10月18日号

お問い合わせ

外部リンク