逗子・葉山版 掲載号:2015年6月12日号 エリアトップへ

三浦半島酪農組合連合会 地元への恩返し 葉山牛で

社会

掲載号:2015年6月12日号

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「葉山牛を食べて、大会でも頑張ってほしい」と石井会長
「葉山牛を食べて、大会でも頑張ってほしい」と石井会長

 三浦半島酪農組合連合会(石井廣会長)はこのほど、スポーツで優秀な成績を収めた青少年団体に賞品として、地域ブランドとして知られる葉山牛を提供することを決めた。三浦半島の4市1町が地域振興などについて協議する「三浦半島サミット」との連携事業で、同サミットが認定した大会に出場を決めた選手らに振る舞うという。きっかけは、かつて苦境に立たされた酪農業を応援してくれた地元への恩義からだ。

スポーツ振興に牛肉提供へ

 2001年、国内で社会問題化したBSE問題。報道が過熱したこともあり、余波は瞬く間に葉山牛の飼育農家にも広がった。問題となった感染源の牛骨粉は、和牛を育てる農家には無関係だったが、石井さんは「葉山牛の看板をつけた車を走らせているだけで敬遠された。とてもショックだった」と振り返る。ブランドとして市場からも認められた矢先、経営にも大きな打撃を受けた。出荷すれば赤字という状況が続き、一時は出荷自体を見合わせたほど。

 安心安全で、良いものを作っている自負はあった。草の根でも何とか誤解を解こうと先代の義房さんの発案したのが、無料の試食会だった。森戸神社で毎年行われる催しに出店したところ用意した2千人分が全てなくなる盛況ぶり。「美味しい」「今は大変だろうけど頑張って」と労う声も相次いだ。「葉山牛が復活できたのは、地元の支えがあってこそ」と会では恩返しの方法を温めてきたという。

 同会では予算として年間20万円を確保。状況によっては加算も検討する構えだ。「子どもたちに、美味しい肉を食べて大会でも頑張ってもらえたら」。石井さんはほほ笑んだ。

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