逗子市商工会(桐ケ谷覚会長)は9月25日(金)から商店街など市内6地域で「ずし魅力発見 ワンコインでスタンプラリー」を開催する。大型店舗やネット販売の台頭で苦境が続く小売店を応援しようと企画したもので、同日販売開始のプレミアム商品券「逗子市ビッグボーナス商品券」と連動させ、消費者を呼び込む考えだ。
151店舗が参加 25日から
JR逗子駅を中心に波状に商店街が広がる市内中心部では大型店の数は少なく、他の地域に比べれば小規模な店舗も多く軒を連ねる。だがそうした状況下でも経営は厳しいといい、とりわけ小売店の苦境が顕著だ。市商工会によると、直近5年間で飲食店の店舗数は入れ替わりながら120店舗程度を保っているものの、小売店は2011年に346店舗だったものが年々減少を続け、15年には293店舗と初めて300台を割り込んだ(いずれも商工会加盟店舗)。飲食店と小売店の合計数でもピーク時(1989年)の618店舗から現在はおよそ3割減の417店舗にとどまっていることなどから、「地域活性化のためには地域の小売店が元気であることが不可欠」として今回のイベントを企画した。
期間中は、参加する151店舗が500円、1000円、1500円のいずれかで購入・利用できるお得な商品やサービスを用意。中には通常価格の半額近いものや今回のイベント用に用意した特別商品もある。
さらに、対象メニューの購入でもらえるシールを4枚集めると抽選でプレゼントがあたる「ボーナス賞」も用意。シールは6つのエリアごとに色分けされており、4枚異なる色だと葉山牛のローストビーフやペア宿泊券といった豪華賞品にも応募できるなど、利用者の回遊を促すよう工夫した。同商工会では「お気に入りのお店を探したり、地域の魅力を再発見するきっかけにしてもらえれば」と話している。
期間は10月31日(土)まで。問合せは同商工会【電話】046・873・2774
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