逗子・葉山版 掲載号:2015年10月23日号
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11月7・8日に行われる「逗子コミュニティパーク」の実行委員長を務める 岡田 謙一郎さん 逗子市久木在住 41歳

「大人の休日」楽しんで

 ○…日々の喧噪を忘れてちょっと一休み。流れる生演奏に耳を傾けるも、お酒を飲みながら食事を味わうもよし。ここは「大人の休日」を楽しむ場所なのだから――。5月と11月の年に2回、亀岡八幡宮で開催される「逗子コミュニティパーク」。3年前から代表に就き、22回目を数える今回も、20を超える参加店や充実したライブステージを整えた。来場者にはイベントを楽しんでもらうことが第一義。ただ、ここにはもうひとつのメッセージがある。

 ○…7年前、逗子に越してほどなく。隣人から「今度新しく立ち上がるイベントを手伝いにこないか」と誘われたのがきっかけ。当初は休日をボランティアにあてることへの抵抗感もあったが、始めてみると様々な発見があった。人付き合いの幅が広がるにつれ「こんなにたくさんの人がまちづくりに関わっているのか」。市民活動に携わるのは初めての経験だったが、それまで気づかなかった逗子というまちの輪郭が見えた気がした。自らも関わる中でまちとの繋がりが色を帯び、「逗子をより愛せるようになった」とも。

 ○…参加店や出演者はいずれも地域に根差した店やアーティスト。中には本業の時間を割いて、参加してくれる人もいる。運営にあたってもステージの設営や音響など、地元企業がほぼ手弁当で協力。「毎回開催できているのも、関わる皆さんのご理解あってこそ」と感謝が口をつく。イベントは「人の輪」が形作る、いわば逗子の縮図だ。

 ○…「より多くの人にまちづくりに関わってほしい」。それがイベントに込められたもうひとつ思い。たった1歩を踏み出すだけで、視野は飛躍的に広がる。自らも携わる過程で「逗子は今まで住んできたまちの中でナンバー1」と言えるまでになった。「働き甲斐や生き甲斐があるように、このまちには『住み甲斐』がある。会場に足を運んでいただいた方が、その1歩を踏み出すきっかけになれば」

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